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色あせたシェイプ

ロッシーニの生きた時代(その2)

今回もロッシーニについて、あれこれ書いてみようと思います。

前回はロッシーニがボローニャに移住するまでについて

書きましたが、今回はそれ以降についてご紹介しようと思います。

(1)ボローニャ時代(~1815)

 最初のオペラ作品である「結婚手形」作曲以降、

 次々と作品を発表していきました。 

 しばらくは北イタリアの4都市(ミラノ、フェラーラ、

 フィレンツェ、ボローニャ)を中心に活動していましたが、

 ナポリの興行師バルバイア(※)に破格の条件で招聘され、

 ナポリに活動拠点を移します。

(2)ナポリ時代(1815~1821)

 ナポリに拠点を移したロッシーニはバルバイアの薫陶を

 受けながら、次々とオペラを発表していきます。

 そして1816年には有名な「セビーリャの理髪師」を発表します。


 ところで1815年という年は、ナポレオンが歴史の舞台から

 退場する時期とほぼ合致します。まるでナポレオンに代わ

 って登場してきたかのようです。

 

 次々とオペラを発表していく中で彼の名声は高まり、

 イタリアだけでなく、他の国にも知れ渡っていきます。

 そして、ポストナポレオン時代の体制、いわゆる

 ウィーン体制にロッシーニも巻き込まれていくことに

 なるのです・・・続きは次回に!

 ※この人物の経歴も結構興味深いものがあります。

  また別の機会に・・・

 また何か気づきの点があれば、コメントに書き込み

 お願いします。

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