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色あせたシェイプ

ロッシーニのご紹介

テノールの竹内です。

来年9月の演奏会でプログラムに載せる曲目解説を担当することになり、現在関係する資料を読み漁っています。


調べれば調べるほど、疑問が湧いて来て、更に別の資料を探したくなると言う、何となく泥沼化していますが、是非知っておいていただきたいこともありますので、この場を借りてご紹介できればと思います。


と言うことで、まずはロッシーニについてご紹介しようとおもいます。




ジョアキーノ・ロッシーニは1792年2月29日(!)アドリア海に面した港町ペーザロに

 トランペットとホルン奏者の父とソプラノ歌手の母の間に生まれました。

 その後ボローニャに移り、ボローニャ音楽学校に学びましたが、この学校よりは父の故郷ルーゴに住んでいた時の知人マレルビ氏から受けたチェンバロと歌のレッスンの方が効果的だったようです。また、この頃後々美食家として活躍する下地が作られたようです。

 その傍らボーイソプラノとして活躍しました。そのころからオペラ作曲家を目指していたようです。

 1810年18歳の時に最初のオペラ「結婚手形」を作曲し、以来1829年までの間に39曲のオペラを作曲します。特に1812年から18年の6年間にはなんと27曲という驚異的なペースで作曲し、その人気の程がうかがえます。

 

 1829年の「ウイリアム・テル」を最後にオペラ作曲をやめ、亡くなる1868年まではオペラ以外の声楽曲、ピアノ曲、そして2つの宗教曲を作曲しました。小荘厳ミサはそのうちの一つです。


次回は小荘厳ミサについてご紹介しようと思います。

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