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色あせたシェイプ

2025年5月6日強化練習

練習場所:フォーラム南太田 大研修室(男声音取:吉野町市民プラザ スタジオA)

指導者 :大久保先生、森田先生


【連絡事項】

  • 今回見学した2名は水のいのちのみ参加予定です(きちんとお伝えできていなかったので)


  • 本日の練習中、水のいのちに興味のある方(女性)がいらっしゃったので募集チラシをお渡ししたところ、同日中に見学希望の連絡をいただきました。次回練習を見学していただく予定です

    ⇒上記とは別に、やはり女性から見学希望のご連絡をいただいています



【練習報告】

  • 最初に Geistliches Lied の音取、その後女声/男声分かれて水のいのち(&岬の墓)の音取、最後に水のいのちを合わせました


1.Geistliches Lied


(全体)

  • 本来はオルガン伴奏の曲、今回はピアノ伴奏でやります


  • ブラームスが23歳のときの作品、単純に見えてかなりロマンチック


  • 息を流して、母音で歌う(子音は音符の最後ぎりぎりで)、音符をぶつ切りにしない

    ⇒オルガンの響きを合唱で作りたい


(歌詞:強弱)

  • 基本的にに「強」-「弱」のリズム感、1拍目と3拍目にアクセントが来る


  • 具体的には下記の通り(【】が強)

Laß 【dich】 nur 【nichts】 nicht 【dau】-ren mit 【Trau】-ren,

sei 【stil】-le, wie 【Gott】 es 【fügt】, so 【sei】 ver-【gnügt】 mein 【Wil】-le!


Was 【willst】 du 【hau】-te 【sor】-gen auf 【mor】-gen, auf 【mor】-gen?

Der 【Ei】-ne steht 【al】-lem 【für】, der 【gibt】 auch 【dir】,

der 【gibt】 auch 【dir】 das 【Dei】-ne, das 【Dei】-ne.


Sei 【nur】 in 【al】-lem 【Han】-del ohn' 【Wan】-del,

steh 【fe】-ste, was 【Gott】 be-【schleußt】, das 【ist】 und 【heißt】 das 【Be】-ste, das 【Be】-ste.


(歌詞:発音)

  • dau-ren 、「u」はオに近く


  • sei /zɛɪ/ は「ザイ」(s は有声子音)


  • stil-le、「l」のドッペルを明確に


  • fügt /ˈfʏkt/、「ü」は「ウ」の口で「イ」、語尾の gt は無声子音


  • so /zoː/、s は有声子音、oは長母音


  • ver-gnügt /fɛɐˈɡnyːkt/、「r」は巻かない


  • heu-te /ˈhɔʏtə/、「ホイテ」(語尾はあいまい母音)


  • sor-gen /ˈzɔʁɡŋ/、「s」は有声子音


  • auf /aʊf/、「u」はオに近く


  • 「Der Eine」の「Der」は冠詞なので「デア」(長母音にしない)、「Eine」は「アイネ」


  • steht /ʃteːt/、「e」は長母音(イー)、「h」は発音しない


  • al-lem、「l」のドッペルを明確に


  • für、「r」巻かない


  • 「der gibt」の「der」は代名詞なので長母音(ディーア)、gibt /ɡiːpt/、「b」は無声子音


  • auch /aʊx/、「ch」は「オ」の口のまま喉を鳴らす


  • dir /diːɐ/、「r」巻かない


  • Deine /ˈdaɪnə/、「ダイネ」(語尾はあいまい)⇒大文字で始まる Deine は神様


  • ohn' /ˈoːn/、「ohne」の語尾を省略


  • steh /ʃtéː/、「シュティー」


  • beschleußt、「ベシュロイスト」、「ß」(エスツェット)は「ss」と同じ(無声子音)


  • heißt、「ハイスト」(語尾は無声子音)


※築地小劇場とか三文オペラの話はよくわからなかったので略



2.水のいのち


(雨)

  • 男声、王子様の声で(穢れを知らない音色で)


  • 語頭にアクセントを置いて歌うことを意識して

    ⇒【ふ】りしきれ 【あ】めよ 【ふ】りしきれ 【す】べて 【た】ちすくむ 【も】のの 【う】えに

    いずれも小節最後の8分音符にあたるので注意


  • テンポを遅くしない、あくまでも軽く、よどみない流れを保って


  • 4ページ下段Sop, Alt「よこたわる」、音程が上がるところで自然に広がってよし

    ⇒5ページ「ふりしきれ」の pp は抑制して


  • 5ページ下段、「すべて」の S音 が女声⇒男声と順に聴こえるように


  • 6ページ上段、「ゆるしあ」で cresc した後、「え」の p で抑える(言葉を大事にするニュアンスで)


  • 7ページ下段最終小節、「こずえ」の「ず」で和音が変わることを感じる(こときれる)

    ⇒ストレスをかけて盛り上げる

    ⇒その勢いで「なおふみ耐える根に」に入って rit(8ページ最初の小節で8分音符毎に指揮を振り分ける)


  • 8ページ下段、「たちかえらせよ」で急に絞り、次の「いど」の「い」を聴かせる

    ⇒「よ」は「y」が聴こえれば十分。絶対にテンポは遅くしない


  • 9ページ上段「こだちを」の cresc を利かせて次の「こ」で急に p にする


(水たまり)

  • 11ページ下段「みずたまり」の poco riten.、12ページ下段の rit.、13ページ上段の rit.

    いずれもかけるので指揮を見て


(川)

※大久保先生からの指導はありませんでしたが...遅れ気味でした


(海)

  • 冒頭のハミングの繰り返しがクサすぎて大久保先生の好みではない

    ⇒最後に歌詞がついて一段とクサくなる

    ⇒「m-m」と、突きなおすような歌詞が書いてあるが、クサい上に遅れるのでやらない 「m--」(レガートで軽く流す)だけで充分(リズムはピアノ伴奏で聴こえる)


  • 後半の「みなさい」は、開き直ってクサく歌うしかない(「み」のテヌートを使う)

    ⇒遠慮するとよけいおかしくなる


(海よ)

  • 5/8拍子のところは 2 + 3 で指揮する


  • 44ページ上段、「おくねん」の cresc を恥ずかしげもなく歌う


  • 45ページ「のぼれ のぼりゆけ」以降、テンポを遅くしない(昇っていきたいので)

    ⇒気を抜くと遅くなりがちなので注意


【次回練習】

  • ブラームスop30「Geistliches Lied」、水のいのち「雨」「水たまり」を中心にやります


  • Ten、18:00から個別練習をやるので参加できる方はお願いします

    ⇒Geistliches Lied やります

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